病院経営の競争

病院は、いつの間にか人気商売のようになってきたように思います。
インターネットの普及や、また口コミや噂といったもので患者が集まり、常に待合室がいっぱいの病院もあれば患者がほとんどいない病院もあります。
昔は病院が経営難で潰れるといったことは考えられないことでした。
多くの場合は町で代々開業している小さな医院などが、後継者がいなくて閉鎖するといったことぐらいでした。
ですが今では大きな病院、入院施設もあるような総合病院が経営難に陥るケースも多くなっているというのです。
かと思えばわざわざ遠方から通う患者がいる病院もあります。
やはり良い医師がいる、看護師が親切だという噂が一番の要因かもしれません。
また、最新の設備で最新の医療が受けられる、といったところも患者が病院を選択するポイントのようです。
設備は費用をかければ何とかなるものですが、いくら良い設備を導入しても良い医師というものはなかなか難しいようです。
というのも患者によって同じ医師であっても「良い」と感じる人もいれば「良くない」と感じる人がいるからです。
特に自分の考えに同調してもらえると人間は「良い」と感じる傾向にありますので、第一印象や数回の受診で医師の査定をしてしまうのです。
コンスタントに「良い」という評価を得ることが出来る医師というものは難しいのかもしれません。
同じように看護師の評判もあっという間に広がります。
近隣の住宅地ではどこの病院にいくかといった事前調査のようなことを、ご近所からの情報で判断します。
先入観があると特に問題のないような対応でも「良くない」といった評判になってしまうこともあるようです。
病院側がこのようなケースを避けるためには、患者の立場に立った医療とはなにかをしっかり考えることかもしれません。

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